☆今どきのアンチウイルスソフトって・・・!!

先日茅場町のお客様での出来事だが、アンチウイルスソフト(セキュリティソフト)の定期アップデートでいきなり数十件の古いファイルがウィルスに認定されてしまった。後日のアップデートで修正され、検出されなくなったが・・・。

以前のアンチウイルスソフトは、既存ウィルスのデータベースと比較してウィルスを判断していたが、最近のアンチウイルスソフトのほとんどは、「疑わしきは罰する」というものになっている。
これがエスカレートして、正規のソフトや自分で作った文書、データなどがウィルスとして検知されてしまうことが多発している。

今まで何の問題もなく使っていた正規のソフトを誤検知して削除し、起動不能になることもある。
アンチウイルスソフトが自分自身のファイルをウィルスとして削除しようとしたという、笑ってしまうような事例もあった。
誤検知による不具合が起こるという別のリスクに対応する必要があるということだ。困ったものである。

アンチウイルスソフトのせいでPCの動作が遅くなるという問題も相変わらず存在する。
古いPCの場合は、処理能力が低いところに重いアンチウイルスソフトを入れると本来の作業ができなくなってしまうこともある。

また、安価なアンチウイルスソフトも考え物。更新料が永年無料などというものもあるが、安いものには訳がある。品質が悪くアンチウイルスソフトのバグでPCが固まる、ネットに接続できなくなる、といったことが起こるのだ。過去、パソコンの動作不良の修理依頼で蓋を開けてみると、アンチウイルスソフトが原因というものを、数多く見てきた。

メーカーには、トラブルが少ないアンチウイルスソフトの開発を切に願うばかりである。

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